ギャラリー・トーク

このサイトは画家・前島隆宇の「絵画の世界」を通じて美術のあれこれを語りたいと思います。
語り部は敦子と申します。よろしくお願い致します。。。
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飛び入り?長嶋茂雄さんの富士山

暫くお堅い講義が続いたので、小休止も兼ねて、あの有名な長嶋茂雄さんの作品をご紹介致します。
東日本大震災救済応援特別チャリティー企画として、昨年(2011年)文化人、芸能人の美術展が開かれたそうです。

その全貌?とやらが一つ一つ個人的に新聞紙上に紹介されましたが、その趣旨には大いに賛同するも、その出来栄えとしては、まあ、九割八分方、その未熟さ、つたなさ、言って良いかどうかはばかりますが、美術のレベルとはいえないものばかり。でもそうした自己認識?もなく堂々と出品、提示している無邪気さ、勇気には、ほとほと感心せざるを得ませんでした。

その中にアッと驚く目を見張るばかりの一点があったのが、長嶋茂雄さんのこの作品。ビックリしましたねえ。殆ど唯一と言える美術の名に相応しい作品と言えましょう。そして一瞬にして『こりゃ、絹谷幸二だわい』と思うわけです。

果たしてタイトルを見ると「絹谷幸二・長嶋茂雄共作」とあって、『なあんだ!』となるわけになります。

長嶋氏が箱根で絹谷幸二氏とゴルフした後、画伯の別荘に招かれて、そこからの富士山の余りの美しさに感激して、彼に指導を受けながら、描いた思い出の一作という事です。

これは長嶋氏の作品じゃなく、やはり絹谷氏の作品と言うべきでしょう。絹谷氏『指導』じゃなく、あくまでも絹谷氏『手導』?正に駄じゃれの世界ですね。

指導者と生徒と言う関係にちょいとした面白い示唆と興味を考えさせる作品として、ここに提示いたしました。
絹谷氏の個性は画家の中でも超強烈ですが、又それが故にその地位がある訳ですが、その強烈さ故に又、指導者、生徒の関係となると、区別が付き難い。皆さんにご一考を乞いたい所です。
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この記事に対するコメント

今は手が不自由だからどうか判らないんですけど
絵此れは富士山が主でしょうかずっと以前から描いてらして、「赤富士の絵」凄く好きです

木や花も大事にされていますね

野球をやりながらはたではこのような美術に関するものにも大いに手を染められていたみたいです

事此の絵に関して2011の事なので、でも気持ちは長嶋さんの前に見た赤富士の絵の中の気持ちと同様の物が入って居る様に思えます

dは長嶋さんの気持ちの深く入ったお二人の絵だと思います
dekokakaka | 2015/11/02 7:13 PM
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