ギャラリー・トーク

このサイトは画家・前島隆宇の「絵画の世界」を通じて美術のあれこれを語りたいと思います。
語り部は敦子と申します。よろしくお願い致します。。。
<< June 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 29年の始まり | main | 日本の救世主二人のアメリカ人 第吃 >>

ドイツ人ユルゲンさんの話 NO2

昨年の話になりますが、ユルゲンさんのコンサートの話です。
夏にお会いしてから、ユルゲンさんのビオラのコンサートがあるとの事。それも身近なレストランで。「行こう!行こう!」と云う事になりました。
 当日わざわざ上海からお出向きあり。まあ、花火見物、コンサートと云い、海を越えて、否飛んで、ビックな御趣味なんですね。その行動力に驚かされます。

 当日夜八時から。私達は正直に八時前にレストランに到着。レストランはもう奥の部屋まで満員。前の部屋の真ん中に向かい合わせの二人の席だけ空席があって、そこが私達の席らしい。つまり一等ビリに着いたと云う訳。もう時刻前からわいわいとやってたのですね。人気の程が分かろうと云うもの。背高ノッポの懐かしい?ユルゲンさんの挨拶があって、 
「注文!注文!」と言われて、メニューを渡される。よく分からないけどイタリアンパスタの店ね。それぞれパスタを注文して、サラド、ワイン、うーんと見回して、ティラミスを注文する。

 隣の席々は子供さん達がわいわい。そして若い両親たち。「生徒さん?」と私は両親達大人の方を意味して由美子さんに聞くと、「ええ、子供達の御両親たち」
と云う事は、彼女の外国語の生徒達と云うのは、つまり此の賑やかなキッズ達と云う事なのですね。成程と云う訳です。

 ユルゲンさんの演奏が始まって、此の間のリラックスした服装よりは取りすましたジャケットの彼がビオラの演奏を始めた。しかしズボンはデニム。そしてそのジーンズの192センチの長い長い脚が我々のほんの目の前で、鑑賞出来ると云う事になる。本当に細くて長い長い脚だなあと思わざるを得ない。

曲は1、ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー・ローゼンクランツ バイオリンソナタ「バッサカリア」
2、ヨハン・セバスチャン・バッハ 無伴奏バイオリンの為のソナタ第2番
  イ短調BWV1003 グラーベ  フーガ アンダンテ アレグロ
(1, 2共ビオラのため移調して演奏) 
 演奏としては、二つ共可なり高級、難調。大したものです。その難解さにひたりました。どんな演奏が終わっても何時も思うのは、こちとらの親しい曲が最後に一つあればと云う事。その無言の要求を、由美子さんもさっと引き取って、「アベ・マリアをやってと云うのだけど、アベマリアは今日の曲よりもずっと難しいのですって」と云う話です。 
 終わって、御勘定と云う事になって、ユルゲンさんが私達の分「いい、いい」とおっしゃる。「折角上海から遥々いらっしゃったのですもの。お払い致しますよ」と言ったら、「こっちだって、この間お御馳走になったのですから」と二人に言われて、甘んじました。
- | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://shimakoatsuko.jugem.jp/trackback/1640266
この記事に対するトラックバック